占い研究会

血液型占いは日本だけ?

 血液型で性格が決まる、絶対に信じないという人もいれば、もちろん血液型だけはなぜか信じるという人も大勢います。血液型の分類方法は複数ありますが、この血液型占いは、ABO式血液型を元にしています。そしてABO式によって、A型、B型、AB型、O型の四つの気質にそれぞれ特徴があるとしています。この血液型占い、日本以外で盛んな国は存在しているのでしょうか。

 血液型占いが特に浸透しているのは、台湾と韓国です。東アジアのごく一部の国だけが、血液型占いを信じていることになります。なぜ、他の国、特にヨーロッパなどでは全くと言っていいほど、この血液型による性格分類が浸透しないのでしょう。それを考えるには、まずなぜ日本で血液型占いが浸透したのかを考えて見ましょう。日本人の血液型は、A型、B型、AB型、O型が程よく分散しています。これは韓国と台湾も同じです。この、ある程度の血液型の分散がなければ、血液型占いはそもそも成り立ちません。日本人の血液型で最も多いのはA型ですが、ヨーロッパではこのA型の割合がもっと高く、人口の50%近くになっています。国民の半数以上が同じ性格という結果であれば、なかなか信じてはもらえませんよね。ABO式血液型は、国や地域によって偏りが大きく、民族の大半が同じO型だったり、A型とO型のみで9割以上の人口比率となったりする国などが存在します。そのように偏った国では、そもそもABO式血液型が、性格に関係しているとは考えられないことになります。

 ですが信じる信じないは別にして、4パターンしかない血液型占いは覚えやすいため、話のネタに困ったときには重宝するものです。初対面の人を血液型で判断しようというのはちょっと困った事ですが、初対面の人との会話のとっかかりとしては便利です。占いとしてよりも、お天気の話よりは親しみやすい話題だということが、今も日本で血液型占いが廃れることなく続いている理由なのかも知れません。